(最終更新月:2021年11月)
✔こんな方へ向けて書かれた記事となります
「Djangoのプロジェクト立ち上げが完了。次はどうするの?」
「settings.py の設定方法が知りたい!」
✔当記事を通じてお伝えすること
- テンプレートフォルダの設定
- 言語・タイムゾーンの設定
- スタティック・メディアフォルダの設定
これらは全て、以下のコマンドで作成されたsettings.py上でおこないます。
django-admin startproject フォルダ名 .
src > main > settings.py
順を追って進めていきましょう。
テンプレートフォルダの設定
テンプレートフォルダとは、HTMLファイルを保存していくフォルダになります
こちらの設定を行うことでアプリ開発がスムーズに進みますので、最初はよくわからないかもしれませんが必ず設定しておきましょう
TEMPLATES = [
{
...,
'DIRS': [ BASE_DIR / "templates"],
...,
},
]
settings.py内のTEMPLATESリストを見つけましょう
その中の「DIRS」に上記の通り記述を加えます
以上でDjangoは「templates」というフォルダをHTMLファイルが入るテンプレートフォルダとして認識できるようになりました
言語・タイムゾーンの設定変更
下記の通り、言語を日本語、タイムゾーンをアジア/東京、へ変更しましょう
LANGUAGE_CODE = 'ja'
TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
スタティック・メディアフォルダの設定
今すぐ使うわけではありませんが、最初にやってしまうと便利です
- スタティックファイルとは、.cssや、.jsファイルなどを入れておくフォルダ
- メディアファイルとは、画像などを入れておくフォルダ
STATIC_URL = '/static/'
STATICFILES_DIRS = [BASE_DIR / "static_local" ]
MEDIA_URL = '/media/'
MEDIA_ROOT = BASE_DIR / "media_local"
スタティックフォルダについては、「STATICFILES_DIRS」を、メディアフォルダについては、「URL」と「MEDIA_ROOT」を追記すればOKです
※上記の例だと「static_local」、「media_local」というフォルダを指定しています
合わせてプロジェクトフォルダ内にフォルダを作成します
【フォルダツリー】
src ├── main │ ├── __init__.py │ ├── asgi.py │ ├── settings.py │ ├── urls.py │ └── wsgi.py ├── manage.py ├── media_local #作成しました └── static_local #作成しました
まとめ
Djangoでプロジェクトを立ち上げたら必ずおこなう設定について解説しました。
- テンプレートフォルダの設定
- 言語・タイムゾーンの設定
- static, mediaフォルダの設定
覚えておくのも大変なので、プロジェクトを立ち上げる際には、当ページを上手くご活用ください。
次回はいよいよ、日報アプリ開発の第一歩「appの立ち上げとappの初期設定」について解説していきます