(最終更新月:2021年11月)
「学ぶにはインプットよりもアウトプットが大事」
というのはみなさんもよく聞くことかと思います
プログラミングを独学で学んでいる方の中には
「プログラミングを学んでは見たけど、何ができるか実感がない」
「何でもいいから、形になるものを作ってみたい!」
と、「アウトプットの機会がほしい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そんな、Python初学者の方へ向けて当記事では、
- Pythonで記述したプログラムをパソコン上で実行する方法
について解説します
必要なものは、
- テキストエディタ
- ターミナル(Windowsの場合はコマンドプロンプト)
の2つだけ!
是非今までで学んできたことを実感してみましょう
Pythonファイルを実行する
すでに.pyファイルの記述が済んでいる方は、下記をターミナル(コマンドプロンプト)で実行するとPythonファイルが実行できます
python 任意のファイル名
仮に、「hello.py」というファイルを実行する場合は下記の通りです
$ python hello.py
※「$」マークの入力は不要です
「.pyファイルの作り方がわからない!」「やり方を教えて!」という方には次章でご説明しますので、先へお進みください!
pyファイルを作成しよう!

Pythonファイルを実行するためのとてもカンタンなプログラムを作ってみます
テキストエディタを開き、「hello.py」と拡張子を「.py」とするファイルを作成します
その中に下記の通り記述をしていきましょう
#!/usr/bin/env python
#coding: utf-8
print("Hello World")
コードの解説
とても短いプログラムですが、カンタンに解説をしていきます
#!/usr/bin/env python #1行目
#coding: utf-8 #2行目
print("Hello World") #3行目
【1、2行目】
「#」は、コメントなどに使うもので、#の後ろに続くものはプログラム自体には何も影響しないため、メモとして使っています
ただこの場合の1, 2行目はおまじないとして、Pythonファイルではいつも使われます
- 1行目は、pythonプログラムを実行すること
- 2行目は、文字コードをutf-8に指定する
といった意味を持ちます
特に記述がなくてもプログラムは動きますが、一応あったほうが良いと言われています
【3行目】
Python3では、print関数を使うことで()内の文字をターミナル(コマンドプロンプト)に表示してくれます
また、上記記述の通り、打ち出したい文字列を「’」もしくは「”」で覆わないとエラーとなってしまうので、気を付けましょう。
まとめ

当記事を通じて、
- .pyを拡張子にしたファイルを作成し
- ターミナル(コマンドプロンプト)で実行する
方法を解説しました
あくまでも「Pythonファイルを実行する方法」についての解説記事ですので、プログラムはとてもカンタンなものでした
「複雑なプログラムも見てみたい!」という方は下記↓などは人気の記事となりますので、是非ご覧ください
見た目はショボいですが、始めたばかりの方には参考になるかと思います
Pythonでホームページが作れるのをご存知でしょうか?
当ブログでは、PythonをベースとしたDjangoフレームワークを使って一からホームページを作成、公開するまでを解説しているブログになります
最終的には、下記リンク先のような日報アプリを開発、公開できるように進めていきます
興味のある方はシリーズの記事が一覧となっている↓のページをご覧ください
