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【Claude】Anthropic APIの始め方

こちらで解説している内容は、2024年10月時点の以下のページを参考に作成しています。

https://docs.anthropic.com/en/docs/initial-setup#prerequisites

実際に試してみて、できた内容を共有し、英語が苦手、公式通りにやったけどうまく行かない、という人はぜひ参考にしてみてください。

事前準備

以下を準備しておく必要があります。

  • An Anthropic Console account
  • An API key
  • Python 3.7+ or TypeScript 4.5+

Wordbenchでいろいろなプロンプトを試してみると、リクエスト&レスポンスのイメージが付きやすいです。

仮想環境の準備

当記事ではPythonによる環境を作っていきます。

Windowsのコマンドプロンプト/Powershellで、以下のコマンドにより、仮想環境を作りましょう。

python -m venv claude-env

Linuxなどの場合だと以下のコマンドになります。

virtualenv -p python3 claude-env

仮想環境のインストール方法がわからない方はこちら。

仮想環境を有効化します。

Windowsの場合

claude-env\Scripts\activate

Mac/Linuxの場合

source claude-env/bin/activate

以下のように、プロンプトで(仮想環境名)などとなっていれば有効化完了。

anthropicのインストール

仮想環境にanthropicモジュールをインストール。

pip install anthropic

pip freezeコマンドで、バージョンなどを書き出しておくと便利です。

API Keyの発行

Anthropicのコンソールで以下のとおり進みます。

Settings > API keys > Create Keys

仮想環境下のフォルダに以下のサンプルコードを記述したファイルを作成。

こちらでは、「anthropic-sample.py」としましょう。

import anthropic

client = anthropic.Anthropic()

message = client.messages.create(
    model="claude-3-5-sonnet-20241022",
    max_tokens=1000,
    temperature=0,
    system="You are a world-class poet. Respond only with short poems.",
    messages=[
        {
            "role": "user",
            "content": [
                {
                    "type": "text",
                    "text": "Why is the ocean salty?"
                }
            ]
        }
    ]
)
print(message.content)

Pythonファイルを実行します。

$ python3 samples/claude-sample.py
[TextBlock(text="Tears of ancient earth,\nMinerals dissolved in time,\nRivers carry salt to sea -\nNature's briny paradigm.\n\nEons pass, waves roll on,\nEach drop holds earth's history,\nWhile creatures swim in crystal depths\nOf this eternal salty sea.", type='text')]

正しくResponseが返ってきたことを確認できましたね。