(最終更新月:2023年10月)
✔当記事は以下のような方へ向けて書かれています
「MYSQL datetimeとは一体何だろう?」
「MYSQL datetimeの使用方法を理解したい」
「MYSQL datetimeの具体的な使用例が参考にしたい」
✔当記事で伝えたい内容
- MYSQL datetimeの基本知識
- MYSQL datetimeの使い方および応用編
- MYSQL datetimeのリアルな使用例
当記事では、MYSQL datetimeの基本概念から始まり、その応用まで、具体的な例を通じて詳細に説明します。
最後までお読み頂ければ幸いです。
MySQLとDATETIME:基本知識
こちらでは、MySQLの「DATETIME」に関する基本的な知識をお伝えしていきます。
このセクションの知識を理解することで、データベースでの日付や時刻の取り扱いがスムーズになります。
- MySQLとデータ型
- 簡単に理解するDATETIME型
MySQLとデータ型
MySQLは、多くのデータ型をサポートしています。
それぞれのデータ型は、特定の情報を効率的に保存・取り扱うためのもの。
例として、数値、テキスト、日付/時刻などの異なるデータに適した型が存在します。
簡単に理解するDATETIME型
DATETIME型は、MySQLで日付と時刻を一緒に保存するためのデータ型です。
この型を使用すると、”YYYY-MM-DD HH:MM:SS” の形式で日時情報を格納できます。
2023-10-02 14:45:10
2023年10月2日の2時45分10秒を表しています。
日付と時刻のデータ型:一覧と特徴
こちらでは、MySQLで使用可能な日付・時刻に関するデータ型の一覧とその特徴を見ていきましょう。
これらの型を正しく選ぶことで、データの保存や操作が効率的におこなえます。
- DATE型:日付のみを扱うデータ型
- TIME型:時間のみを扱うデータ型
- DATETIME型:日付と時刻を組み合わせて扱う
- TIMESTAMP型:UNIXタイムスタンプを扱う
- YEAR型:年を表現するデータ型
DATE型:日付のみを扱うデータ型
DATE型は、日付情報だけを保存するためのデータ型です。
YYYY-MM-DD
例として2023-10-02
は2023年10月2日を示します。
時間や秒は含まれません。
TIME型:時間のみを扱うデータ型
TIME型は、時刻情報のみを保存するデータ型です。
HH:MM:SS
例えば14:45:10
は、14時45分10秒を表します。
日付情報は含まれません。
DATETIME型:日付と時刻を組み合わせて扱う
DATETIME型は、日付と時刻の情報を合わせて保存する型です。
この型は、多くのアプリケーションでのログ情報やタイムスタンプとして使用されます。
TIMESTAMP型:UNIXタイムスタンプを扱う
TIMESTAMP型は、1970年1月1日 00:00:00 UTCからの経過秒数として時刻を表現するデータ型です。
この型は、特に時間の計算や国際化を考慮したアプリケーションで役立ちます。
1697207251
YEAR型:年を表現するデータ型
YEAR型は、年の情報だけを保存するためのデータ型です。
4桁または2桁の形式で年を表現し、例えば2023
や23
は2023年を示します。
MySQL DATETIME型:深掘り
こちらでは、MySQLの「DATETIME」型について、より詳しく深掘りしていきます。
「DATETIME」型の高度な利用法や特徴を理解することで、より洗練されたデータ操作が可能です。
- データ挿入:MySQLのDATETIME型で日時登録
- ミリ秒・マイクロ秒:DATETIMEでの高精度時間操作
データ挿入:MySQLのDATETIME型で日時登録
DATETIME型に日時を挿入する際の基本的な方法は以下のSQL文を用います。
INSERT INTO your_table (date_column) VALUES ('2023-10-02 14:45:10');
your_table
というテーブルのdate_column
というカラムに、2023年10月2日の14時45分10秒を挿入しています。
ミリ秒・マイクロ秒:DATETIMEでの高精度時間操作
MySQLのDATETIME型は、ミリ秒やマイクロ秒の精度もサポートしています。
以下は、より詳細な時刻情報を保存・取り扱う方法です。
INSERT INTO your_table (date_column) VALUES ('2023-10-02 14:45:10.123456');
ミリ秒とマイクロ秒を含む日時情報を挿入しています。
DATETIME型についての実践的な操作
こちらでは、「DATETIME」型に関する実践的な操作方法やテクニックを紹介します。
日常の業務や開発において役立つ情報です。
- SQLクエリ:日時データの操作
- 効率活用:DATETIME型のTips
SQLクエリ:日時データの操作
DATETIME型を利用して、日時データの加算や減算、範囲指定などの操作が可能です。
例えば、日付を1日加算する場合のクエリは以下のようになります。
UPDATE your_table SET date_column = date_column + INTERVAL 1 DAY;
効率活用:DATETIME型のTips
DATETIME型を効率的に活用するための一例として、現在の日時を取得する方法があります。
NOW()
関数を使用することで、現在の日時を取得できます。
SELECT NOW();
まとめ
当記事では、MySQLの「DATETIME」型について見てきました。
MySQLを使った開発やデータ分析の際に、日時データの取り扱いをよりスムーズにおこなえるでしょう。
当記事で学んだ内容は以下のとおりです。
- MySQLの日付・時刻に関するデータ型の基本知識
- DATETIME型の詳細とその利用法
- 実践的な日時データの操作やテクニック
これらの知識をもとに、データベース操作をより効率的に、そして確実におこなっていきましょう。