MySQLで日付を扱うDATE型|日付・時間に関わるほかの型も解説

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(最終更新月:2023年11月)

✔当記事は以下の疑問や興味を持つ方へ向けて作成されています

「MySQLのDATE型って何ができるんだろう?」

「MySQLにおけるDATE型の機能や使用方法が知りたい」

「MySQLのDATE型を使用した具体的な例を参照したい」

✔当記事を通じて、以下の内容を理解・習得していただけます

  • MySQLにおけるDATE型の基本的な機能や使用法
  • MySQLのDATE型で可能な実装やその応用
  • MySQLのDATE型を適用した際の具体的な例

当記事では、MySQLにおけるDATE型の基本的な使用法から、各種のオプションを駆使した応用技術まで、実際の場面を想定した例を交えて解説いたします。

最後までお付き合いいただければ幸いです。

筆者プロフィール

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【現職】プロダクトマネージャー

【副業】ブログ(月間17万PV)/YouTube/Web・アプリ制作

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日付型と時刻型データラインアップ

まずは、MySQLで使用できる主要な日付型と時刻型のデータ型を見ていきましょう。

これらの基本を押さえることで、日常のデータベース操作がスムーズにおこなえるからです。

MySQLには、以下のような日付型と時刻型のデータ型が存在します。

  • DATE: YYYY-MM-DDのフォーマットの日付。
  • TIME: HH:MM:SSのフォーマットの時間。
  • DATETIME: YYYY-MM-DD HH:MM:SSのフォーマットの日付と時間。
  • TIMESTAMP: UNIXタイムスタンプとしての日付と時間。
  • YEAR: 4桁または2桁の年。

DATE型の深掘り

こちらでは、MySQLでのDATE型の基本や使い方について深く掘り下げていきます。

日付だけを管理する場合や、時刻情報が不要な場面での活用が期待されます。

  • DATE型の詳細とフォーマット方法
  • DATE型を使用したSQLクエリの例

DATE型の詳細とフォーマット方法

MySQLのDATE型は、日付の情報だけを格納するためのデータ型です。

具体的には、YYYY-MM-DDというフォーマットで日付を保存します。

例えば、2023年10月9日は以下のように格納されます。

2023-10-09

DATE型を使用したSQLクエリの例

DATE型を使用して、特定の日付のデータを抽出したり、範囲指定でデータを取得したりが可能。

以下はその例です。

-- 2023年10月9日のデータを取得
SELECT * FROM your_table WHERE date_column = '2023-10-09';

-- 2023年10月のデータを取得
SELECT * FROM your_table WHERE date_column BETWEEN '2023-10-01' AND '2023-10-31';

TIME型:詳細と活用法

TIME型は、時間の情報だけを格納するためのデータ型となります。

時間、分、秒の情報を持つHH:MM:SSというフォーマットで時間を保存するもの。

例えば、午後2時15分45秒は以下のように格納されます。

14:15:45

負の値や60以上の時間も表現可能なのが特徴です。

時刻の操作:DATETIME型とTIMESTAMP型

時刻の操作には、DATETIME型とTIMESTAMP型があり、それぞれ特徴と使用場面が異なります。

このセクションで、両方の型の特性と使い方を詳しく見ていきましょう。

  • DATETIME型の特性と使用例
  • TIMESTAMP型の特性と使用例

DATETIME型の特性と使用例

DATETIME型は、日付と時刻の情報を合わせて持つデータ型です。

YYYY-MM-DD HH:MM:SSのフォーマットで情報を保存します。

-- 現在の日時を取得
SELECT NOW();

この関数は、現在の日時をDATETIME型で返します。

TIMESTAMP型の特性と使用例

TIMESTAMP型は、1970年1月1日からの秒数としての日付と時刻の情報を持つデータ型です。

この型は、タイムゾーンの影響を受ける点がDATETIME型と異なります。

例として、特定のタイムスタンプを取得するクエリは以下のとおりです。

-- 現在のタイムスタンプを取得
SELECT UNIX_TIMESTAMP();

YEAR型のすべて

YEAR型は、4桁または2桁の年を表現するためのデータ型です。

4桁の形式では「2023」のように、2桁の形式では「23」のようにデータを格納します。

具体的な使用例は以下の通りです。

-- 2023年のデータを取得
SELECT * FROM your_table WHERE year_column = 2023;

よくある問題と対処法

日付や時間のデータ型を使用する際には、特有のエラーや問題が発生することがあります。

このセクションでは、そのような一般的な問題とその対処法を紹介します。

「Invalid Date」エラー

不正な日付(例: 2023-02-30)を入力した場合に発生します。

対処法として、日付の値を正しいものに修正し、再度試みてください。

「Data too long for column」エラー

DATEやTIME型のカラムに、その型の範囲を超えるデータを入力した場合に発生します。

対処法として、データのサイズやフォーマットを確認し、カラムのデータ型に適した形に修正してください。

タイムゾーンの問題

TIMESTAMP型はタイムゾーンに依存するため、意図しない時間が保存されることがある。

対処法として、タイムゾーンの設定を確認し、必要に応じてMySQLのタイムゾーン設定を変更してください。

まとめ

当記事でご紹介した日付・時間に関わるデータ型は以下のとおりです。

  • DATE: YYYY-MM-DDのフォーマットの日付。
  • TIME: HH:MM:SSのフォーマットの時間。
  • DATETIME: YYYY-MM-DD HH:MM:SSのフォーマットの日付と時間。
  • TIMESTAMP: UNIXタイムスタンプとしての日付と時間。
  • YEAR: 4桁または2桁の年。

それぞれの特徴と使える場面を理解しましょう。

これらの知識を活かすことで、より効率的で正確なデータベース操作が可能となります。

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