(最終更新月:2022年1月)
✔こんな疑問をお持ちの方へ向けて書かれた記事となります
「Djangoのプロジェクトを立ち上げて、設定も一通り完了。次は何するの?」
「Djangoでアプリを作り始めたい!どうやればいいの?」
「アプリを作るために最初からやっておいたほうが良いことって何?」
✔当記事を通じてお伝えすること
- Djangoでappを立ち上げる方法
- 最初に必ず行いたい初期設定「INSTALLED_APPS」と「urls.py」について
当記事を最後まで読めば、Djangoプロジェクトを立ち上げたあとに、何をすれば良いかがわかります。
当記事の内容を経て、アプリ開発のスタート地点に立つことができます。
当記事はアプリ開発~公開までをご紹介しているシリーズの一記事になります
最終的には、下記リンク先のような日報アプリを開発、公開できるように進めていきます
興味のある方は下記よりシリーズをまとめたページへお進みください

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appの立ち上げ
ターミナル上で、
python manage.py startapp app名
コマンドでappを立ち上げます
日報アプリ開発ということで、「nippo」というapp名にします
manage.pyというファイルがあるディレクトリへ移動した上で、
python manage.py startapp nippo
を実行します
【フォルダツリー】
itc ├── main │ ├── __init__.py │ ├── asgi.py │ ├── settings.py │ ├── urls.py │ └── wsgi.py ├── manage.py ├── media_local ├── nippo ├── __init__.py ├── admin.py ├── apps.py ├── migrations ├── models.py ├── tests.py └── views.py └── static_local
appの立ち上げは成功です
Djangoがappを認識し、今後作成していくHTMLファイルなどをブラウザで表示していくための設定を行っていきます
必ず行いたい初期設定
appを最初に立ち上げてやることは2つです
- settings.pyでappを認識させる
- urls.pyで作成したappとURLパスを紐づける
Djangoへappを認知させる
settngs.pyを開き、INSTALLED_APPSへ追記します
INSTALLED_APPS = [ ..., ..., 'nippo', ]
URLとappを紐づける
urls.pyファイルで設定を行います
mainフォルダ内とnippoフォルダ(appフォルダ)内のそれぞれで行う必要があります
mainフォルダ > urls.py
...
from django.urls import path, include
urlpatterns = [
...,
path('nippo/', include('nippo.urls')),
]
ポイントは、
- includeをインポートすること
- nippoフォルダ内のurls.pyとパス(「nippo/」)を紐づけること
nippo内でurls.pyを作成
パスを紐づけるためにnippoフォルダ内で新たにurls.pyを作る必要があります
空の「urls.py」をnippoフォルダ内に作成し、下記をコピペしておきましょう
【nippo > urls.py】
from django.urls import path
urlpatterns = [
]
現時点ではリスト内は空で構いません
ポイントは、
- pathのインポート
- urlpatternsリストを作成
することになります
今後はこちらのリストに表示したいページのパスを入れていきます
まとめ
当記事では、Djangoアプリの立ち上げとその設定方法について解説しました
アプリの立ち上げは、
python manage.py startapp アプリ名
で完了します
初期設定は、
- settings.pyでINSTALLED_APPSに追記
- urls.pyを追記、新規作成
することで完了となります
次回はアプリとデータベースを紐づける「モデルクラス」について解説していきます
当ブログでは、日報アプリ開発を通じて、Webアプリを一から開発し公開するまでを初学者の方でもわかるようにと記事を連載しています
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という方は必見です!
