(最終更新月:2021年12月)
✓当記事はPython初学者で下記のような方へ向けて書いてます
「Python言語でif文ってどうやるの?」
「True/Falseを返す比較演算子ってどんなものがあるの?」
「if文もそんなに難しくない?覚えておくと便利なもの全部教えて!」
✓当記事でお伝えすることは下記の通りです
- Python if文の書き方 5パターンの解説
- 知っておくと超便利!比較演算子 まとめ
- 【if文の応用】三項演算子、pass、continue、break
盛りだくさんの内容ですが、当記事を最後までお読みいただければPythonのif文について必要なことは全て理解できるよう解説していますので、ご安心ください
Python if文の書き方 5パターンの解説
①if
上記写真の通り、
if 条件:
処理
となります
条件は「True」「False」のどちらか、つまりYesNoクエスチョンが入ります
その他ポイントとしては、
- 一行目は「 : 」で終わること
- 処理はインデント(タブ、もしくはスペース4つ)で始めること
です
覚えておきましょう!
②if else
if 条件:
条件がTrueの時の処理
else:
条件がFalseの時の処理
else以下は条件がFalseの時に実行されます
③elif
if 条件1:
条件1がTrueの時の処理
elif 条件2:
条件1がFalseで条件2がTrueの時の処理
else:
条件がFalseの時の処理
条件が2つ以上の場合は「elif」を使います
ifより後、elseより前に記述します
上の条件がFalseの場合、次の条件をチェックします
「elif」は何個でも記述することが可能です
④ 条件が複数存在「and」
if 条件1 and 条件2:
条件1がTrue、且つ条件2がTrueの場合の処理
「and」は且つです
どちらもTrueの場合、処理が実行されます
⑤条件が複数存在「or」
if 条件1 or 条件2:
条件1、もしくは条件2どちらかがTrueの場合の処理
「or」の時は、どちらかがTrueの時に処理が実行されます
知っておくと超便利!比較演算子 まとめ
比較演算子は全て「True」もしくは「False」を返すために使われます
演算子 | Trueを返す条件 |
---|---|
a == b | aとbが等価 |
a != b | aとbは等価ではない |
a <(=) b | aはbより少ない(以下) |
a >(=) b | aはbより多い(以上) |
a in b | aはbに含まれる |
a not in b | aはbに含まれない |
a | aは存在する |
not a | aはゼロ、None、存在しない |
a is b | aとbは同オブジェクトである |
a is not b | aとbは同オブジェクトでない |
【if文の応用】三項演算子、pass
三項演算子
変数 = Trueの時の値 if 条件 else Falseの時の値
【例】
>>> your_answer = 5
>>> answer = 6
>>> answer_checker = "正解" if your_answer==answer else "不正解"
>>> answer_checker
'不正解'
1行でif文がかけるのでとても便利です
pass
何もせずスキップするためのコードです
【例】
>>> name = "Yu"
>>> if name == "python":
... name = "python"
... else:
... pass
>>> name
'Yu'
まとめ
Pythonのif文には5つのパターンがあります
- 条件がTrueの時だけ実行したい場合
- 条件がTrueとFalseで別のことを実行したい場合
- 条件が2つ以上ある場合
- 条件が2つ以上あり、全て満たした場合
- 条件が2つ以上あり、一つでも満たした場合
条件を作成するには比較演算子を使い、Bool型(TrueもしくはFalse)を返し条件分岐を作りましょう