react-selectでセレクトボックスをカスタマイズする方法

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(最終更新日:2023年10月)

✔当記事は以下のような方を対象に書かれています。

「React Selectを初めて使うが、何ができるのだろうか?」
「React Selectの設定方法について学びたい」
「React Selectを使用した具体的な事例が見たい」

✔当記事を読むことで得られる情報

  • React Selectの基本的な機能
  • React Selectの設定の仕方とその応用方法
  • React Selectの実際の使用例

当記事では、React Selectの基本的な操作から進んだ設定方法まで、具体的な例を挙げて詳細に説明しています。

ぜひ、最後までお読みいただき、React Selectの魅力を発見してみてください。

筆者プロフィール

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【現職】プロダクトマネージャー

【副業】ブログ(月間20万PV)/YouTube/Web・アプリ制作

「プログラミング × ライティング × 営業」の経験を活かし、30後半からのIT系職へシフト。現在はプロダクトマネージャーとして、さまざまな関係者の間に入り奮闘してます。当サイトでは、実際に手を動かせるWebアプリの開発を通じて、プログラミングはもちろん、IT職に必要な情報を提供していきます。

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ReactにおけるSelect入門

こちらでは、React Selectについて基本的な知識をお伝えしていきます。

React Selectは、Reactで利用できる強力なセレクトボックスコンポーネントです。

  • React Selectの基礎知識
  • React Selectのインストール

React Selectの基礎知識

React Selectは、カスタマイズ可能なセレクトボックスをReactアプリケーションに実装するためのライブラリです。

通常のセレクトボックスに比べ、検索機能やタグ付けなどの機能が豊富です。

import Select from 'react-select';

const options = [
  { value: 'chocolate', label: 'Chocolate' },
  { value: 'strawberry', label: 'Strawberry' },
];

function App() {
  return <Select options={options} />;
}

これで、基本的なセレクトボックスが表示されます。

React Selectのインストール

React Selectを使用するには、まずパッケージをインストールする必要があります。

npmを使用してインストールしましょう。

npm install react-select

もしくはyarnを使用:

yarn add react-select

インストールが完了したら、コンポーネント内でインポートして使用できます。

React Selectの基本操作

こちらでは、React Selectの基本的な操作方法について解説します。

  • 最小限でのReact Select表示方法
  • 必要な表示情報のセットアップ

最小限でのReact Select表示方法

React Selectを表示するための最小限のコードを見てみましょう。

import React from 'react';
import Select from 'react-select';

const App = () => (
  <Select options={[{ value: 'value', label: 'label' }]} />
);

export default App;

これで、最も単純なセレクトボックスが表示されます。

必要な表示情報のセットアップ

オプションを表示するためには、配列内にオブジェクトを追加します。

オブジェクトには、valuelabelプロパティが必要です。

const options = [
  { value: 'chocolate', label: 'Chocolate' },
  { value: 'strawberry', label: 'Strawberry' },
];

<Select options={options} />

これで、複数の選択肢を持つセレクトボックスが作成されます。

React Selectのカスタマイズ

React Selectは高度にカスタマイズ可能です。

このセクションでは、そのカスタマイズ方法について詳しく見ていきましょう。

  • アイコン、アバターの使用方法
  • CSSを利用したSelectスタイルガイド
  • 選択肢の解除と検索
  • ローマ字でも検索可能な仕組みつくり
  • メッセージとプレースホルダーのカスタマイズ
  • Selectのセパレーター消去法

アイコン、アバターの使用方法

React Selectでは、オプションにアイコンやアバターを追加できます。

import Select from 'react-select';

const options = [
  {
    value: 'chocolate',
    label: 'Chocolate',
    icon: '🍫'
  },
  {
    value: 'strawberry',
    label: 'Strawberry',
    icon: '🍓'
  }
];

const CustomOption = ({ innerProps, label, data }) => (
  <div {...innerProps}>
    {data.icon} {label}
  </div>
);

function App() {
  return (
    <Select options={options} components={{ Option: CustomOption }} />
  );
}

これで、オプションにアイコンが表示されます。

CSSを利用したSelectスタイルガイド

React Selectのスタイルをカスタマイズするには、stylesプロパティを使用します。

const customStyles = {
  control: (provided) => ({
    ...provided,
    backgroundColor: '#f0f0f0'
  }),
  option: (provided, state) => ({
    ...provided,
    backgroundColor: state.isSelected ? '#ff0000' : '#fff'
  })
};

<Select options={options} styles={customStyles} />

これで背景色が変わります。

選択肢の解除と検索

isClearableisSearchableをtrueに設定することで、選択肢を解除したり、オプションを検索したりも可能。

<Select options={options} isClearable isSearchable />

ローマ字でも検索可能な仕組みつくり

filterOptionを使用することで、カスタムの検索ロジックを作成できます。

これにより、ローマ字でも検索が可能になります。

const filterOption = (option, inputValue) => {
  const romaji = convertToRomaji(option.label);
  return (
    option.label.includes(inputValue) || romaji.includes(inputValue)
  );
};

<Select options={options} filterOption={filterOption} />

メッセージとプレースホルダーのカスタマイズ

placeholdernoOptionsMessageプロパティを使って、React Selectのプレースホルダーやメッセージをカスタマイズできます。

<Select
  options={options}
  placeholder="選択してください"
  noOptionsMessage={() => '選択肢がありません'}
/>

これで、デフォルトのメッセージをカスタマイズできます。

Selectのセパレーター消去法

デフォルトで備わっているReact Selectにはセパレーターを消去することもできます。

hideSelectedOptionsプロパティを使用しましょう。

<Select options={options} hideSelectedOptions={false} />

React Selectの応用

React Selectの基本的な使い方を把握したら、さらなる応用に挑戦しましょう。

  • 複数の選択肢を設定する方法
  • 選択肢が見つからないときの対応策

複数の選択肢を設定する方法

isMultiプロパティを使用すると、ユーザーが複数のオプションを選択できるようになります。

<Select options={options} isMulti />

選択肢が見つからないときの対応策

noOptionsMessageプロパティを使用して、選択肢が見つからない場合のメッセージをカスタマイズできます。

<Select
  options={options}
  noOptionsMessage={() => '該当する選択肢は見つかりませんでした'}
/>

まとめ

React Selectは非常に柔軟でパワフルなセレクトコンポーネントです。

基本的な選択機能から、カスタムスタイリング、複数選択、カスタム検索ロジックまで、幅広い機能を持っています。

ぜひいろいろと機能を試して、コーディングの幅を広げましょう。

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