（最終更新月：2023年8月）
✔以下のような方を対象にした記事です
「Gitリポジトリの扱い方がよく分からない」
「Gitリポジトリの作成や管理の方法を学びたい」
「実際のGitリポジトリの使用例を確認したい」
✔当記事で得られる情報
- Gitリポジトリの基礎知識
- Gitリポジトリの作成や運用方法
- Gitリポジトリの活用事例
当記事は、Gitリポジトリの基本的な理解だけでなく、その作成や運用のテクニック、具体的な活用例までを包括的に解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
筆者プロフィール
【現職】プロダクトマネージャー
【副業】ブログ（月間20万PV）/YouTube/Web・アプリ制作
「プログラミング × ライティング × 営業」の経験を活かし、30後半からのIT系職へシフト。現在はプロダクトマネージャーとして、さまざまな関係者の間に入り奮闘してます。当サイトでは、実際に手を動かせるWebアプリの開発を通じて、プログラミングはもちろん、IT職に必要な情報を提供していきます。
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【基本理解】gitリポジトリの概要
こちらでは、「gitリポジトリ」についてお伝えします。
- gitリポジトリとは？
- gitリポジトリの特性と利便性
- ローカルリポジトリvsリモートリポジトリ
gitリポジトリとは？
gitリポジトリは、プロジェクトのファイルと変更履歴を保存する場所のこと。
リポジトリがあることで以下のようなことを可能にします。
- 過去のコードや変更を確認
- 過去のバージョンに戻る
- ほかの開発者とコードを共有
gitの機能を理解するためには、gitのリポジトリについての理解は必須事項といえるでしょう。
gitリポジトリの特性と利便性
gitリポジトリを活用すれば、ネットワークに依存せず作業ができます。
なぜならgitリポジトリには、分散型の特性があるからです。
ただし個別におこなった作業でも、変更履歴を共有できるので、誰が何を変更したのかを把握できます。
ローカルリポジトリvsリモートリポジトリ
ローカルリポジトリとリモートリポジトリについて、簡単に説明すると以下のとおりです。
- ローカルリポジトリ：個人のコンピュータ上にあるリポジトリ
- リモートリポジトリ：ネット上に存在するリポジトリ
リモートリポジトリは、GitHubやGitLabなどのサービス上に存在し、他者と共有するときに使えます。
ローカルリポジトリで作業した後、リモートリポジトリへプッシュすることで、リモートリポジトリの内容を最新に保てるのです。
【ステップバイステップ】簡単！gitリポジトリの作成方法
こちらでは、gitリポジトリの作成方法についてお伝えします。
- 新しいリポジトリの作成
- 既存リポジトリのクローン方法
新しいローカルリポジトリの作成
新しいgitのローカルリポジトリの作成は、git initコマンドでおこないます。
ディレクトリを作成したい場所で以下のように実行しましょう。
git init新しいローカルリポジトリが作成されます。
新しいリポジトリが作られたかどうかは、.gitファイルが作られたかで確認できます。
$ ls -la
合計 64
drwxrwxr-x 14 yulikepython yulikepython 4096 8月 19 05:39 .
drwxrwx--- 40 yulikepython yulikepython 4096 8月 23 20:15 ..
drwxrwxr-x 8 yulikepython yulikepython 4096 8月 20 02:12 .git
-rw-rw-r-- 1 yulikepython yulikepython 67 8月 12 16:06 .gitignore
drwxrwxr-x 5 yulikepython yulikepython 4096 6月 15 22:10 DjangoPrj
drwxrwxr-x 8 yulikepython yulikepython 4096 8月 26 07:35 Dockers.gitファイルが作られていれば、git initコマンドは成功です。
既存リポジトリのクローン方法
既存のリポジトリをクローンする場合は、git cloneコマンドを使用します。
git clone [URL]これにより、リポジトリの完全なコピーがローカル環境に作成されます。
GitHubを例として、URLは以下の場所から取得できます。
gitリポジトリの活用術
こちらでは、「gitリポジトリの活用術」についてお伝えします。
- チーム作業
- 変更履歴の管理方法
- ブランチの活用
チーム作業
gitはチーム作業を強化する機能が豊富です。
ブランチを分けて作業することで、メンバー間での干渉を避け、効率的に開発を進められます。
変更履歴の管理方法
変更履歴の管理には、git logコマンドが使えます。
誰がいつどのような変更をしたのかがわかり、問題発生時の追跡が容易になるのです。
git logコミットハッシュなども取得できるので、git logは覚えておくととても便利です。
ブランチの活用
ブランチは開発の異なる部分を分けて作業するためのもの。
新機能の開発とバグ修正を同時におこないたい場合、異なるブランチで作業しましょう。
使いこなせば便利！gitの各種機能
こちらでは、gitのそのほかの機能についてお伝えします。
- gitのブランチ機能の使い方
- gitでの分散作業のメリット
- GitHubとgitの関係
gitのブランチ機能の使い方
ブランチ機能は、git branchコマンドで管理されます。
新しいブランチを作成したい場合はこちら。
git branch [ブランチ名]切り替える場合は以下のとおりです。
git checkout [ブランチ名]ブランチを使いこなせば、開発がより柔軟かつ効率的になります。
gitでの分散作業のメリット
gitの分散作業は、場所を選ばず開発がおこなえます。
なぜならネットワークに依存せず、作業が可能だからです。
ローカルでの作業はリモートリポジトリへの影響を持たず、安全にテストや開発が進められます。
GitHubとgitの関係
GitHubは、gitリポジトリをホスティングするプラットフォーム。
gitのリモートリポジトリとして利用されます。
共同作業が容易で、コードのレビューや議論など、開発フローをサポートしやすいのが特徴です。
【まとめ】gitリポジトリの理解と活用
当記事では、gitリポジトリの基本的な概念と操作方法について学習してきました。
gitは、以下のようなソフトウェア開発における多岐にわたる利点を提供します。
- 変更の追跡
- 分散作業
- チームコラボレーション
gitの基本操作をマスターした後は、連携ツールや開発フローの最適化など、更なるスキルアップが可能です。
gitを学ぶことで開発プロセスの効率化と品質向上が期待できるため、ぜひ実践してみてください。