Salesforceにおけるデータバックアップ方法|初心者向け

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(最終更新月: 2024年1月)

✔以下の疑問をお持ちの方へ向けた記事です

「Salesforceでのデータバックアップの重要性とは何か?」
「Salesforceでのデータバックアップとリカバリの方法は?」
「データバックアップのベストプラクティスとは何か?」

✔当記事を読むことで得られる知識

  • Salesforceにおけるデータバックアップの基本概念
  • データバックアップとリカバリの手法とプロセス
  • データバックアップに関するベストプラクティスと注意点

データの損失は予期せぬトラブルやエラーによりいつでも起こりうるため、定期的なバックアップと効率的なリカバリプロセスの確立が必要です。

当記事では、Salesforceのデータエクスポート機能の使用方法、サードパーティのバックアップツールの活用、およびデータの安全な保管とリカバリのためのベストプラクティスに焦点を当てます。

Salesforceの管理者やシステム担当者にとって、データの安全性と事業継続性を確保するための重要な情報源です。

ぜひ最後までご覧ください。

Salesforce

定義や属性などは公式ガイドを必ず参考にしましょう。

当記事では、主にその使い方を具体例とともに解説します。

筆者プロフィール

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【現職】プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーとして、Apex・Visualforceの開発エンジニアとして、以下のようなプロジェクトに従事してきました

  • 新規事業の立ち上げに伴うビジネスプロセス構築とSalesforceのカスタマイズ
  • SFDXを活用した大規模リリース
  • Visualforce等による一般ユーザー向けサイト・アプリケーションの構築

相談・業務の依頼も承ります。ご質問・ご希望をお問い合わせください。

データバックアップの基本

こちらでは、データバックアップの基本についてお伝えしていきます。

データバックアップについて理解することで、情報の損失リスクを低減し、ビジネスの継続性を維持する上で役立つでしょう。

  • Salesforceのデータバックアップとは何か
  • バックアップの重要性と目的
  • Salesforce環境でのバックアップの種類

Salesforceのデータバックアップとは何か

Salesforceのデータバックアップとは、万が一のデータ損失やシステム障害時に備えて、顧客情報や取引データなどの重要な情報を安全な場所に複製し保管することです。

具体例としては、Salesforceの「データエクスポート」機能を使用し、定期的にすべてのデータを.csvファイルとしてダウンロードすることが挙げられます。

設定 > データ > データのエクスポート「今すぐエクスポート」

エンコードや対象のデータを選択し、データのバックアップが開始されます。

このバックアッププロセスを詳細に理解することで、先を見据えたデータ保護が可能となります。

バックアップの重要性と目的

データバックアップの重要性は、予期せぬデータの損失が発生した場合に備えて、ビジネスの運営を安全に継続できるようにすることにあります。

目的は、以下のようなさまざまなリスクからデータを守ることといえるでしょう。

  • 自然災害
  • ハードウェアの故障
  • 人為的なミス
  • サイバー攻撃

バックアップは復旧に不可欠であり、ビジネスの耐障害性を高める重要な役割を果たします。

初心者であっても、データバックアップの目的と重要性を理解することが、将来起こりうるトラブルに適切に対応する第一歩となるのです。

Salesforce環境でのバックアップの種類

Salesforce環境におけるデータバックアップには、主に以下の3種類。

  • 完全バックアップ
  • 増分バックアップ
  • 差分バックアップ

完全バックアップはすべてのデータをバックアップする最も包括的な方法ですが、時間とストレージの両面でコストが高いです。

増分バックアップは前回のバックアップ以降変更されたデータのみをバックアップし、差分バックアップは直前の完全バックアップ以降変更されたデータのみを保管します。

これらの違いを理解し、自社のニーズに合わせて最適なバックアップ方法を選択することが肝心です。

Salesforceのバックアップ方法

こちらでは、Salesforceでのデータバックアップ方法について詳しく解説します。

これらの方法を把握し実行することで、貴社のSalesforceデータを安全に保護することにつながります。

  • 手動でのデータエクスポート
  • 自動バックアップの設定
  • サードパーティツールを使用したバックアップ

手動でのデータエクスポート

手動でのデータエクスポートは、Salesforceの設定メニューからおこなえます。

具体的な手順は以下の通りです。

「設定」>「管理」> 「データ」>「データのエクスポート」

「今すぐエクスポート」または「エクスポートのスケジュール」を選択します。

ここでは、すべてのデータまたは特定のオブジェクトのデータを選択できます。

エクスポートが完了すると、リンクがメールで送信され、ダウンロードされた.zipファイル内に.csv形式でデータが保存されています。

初心者の方でも簡単にデータエクスポートが可能です。

自動バックアップの設定

Salesforceには、データを自動的にバックアップする機能があります。

この自動バックアップ機能を利用するには、「データのエクスポート」で、「エクスポートをスケジュール」を選択してください。

日付ベースか何週目の何曜日かを選べる月次での自動データバックアップが可能です。

このプロセスを活用することで、忘れずに定期的なバックアップを取得できます。

サードパーティツールを使用したバックアップ

Salesforceの外部で動作するサードパーティ製のバックアップツールにより、より高度なバックアップオプションと柔軟性を得られます。

これらのツールは、Salesforce APIを通じてデータを抽出し、別途のクラウドストレージやオンプレミスのサーバーに保存するという働きをします。

Salesforceのマーケットプレース「AppExchange」でバックアップと検索すれば、さまざまなツールが出てくるでしょう。

これらのツールを使用するには、専用のアカウントを作成し、Salesforce組織に接続後、バックアップポリシーやスケジュールを設定します。

サードパーティツールは自動化されたバックアップだけでなく、データの復旧機能も提供するため、復旧作業も迅速かつ簡単におこなえるのが特徴です。

バックアップ戦略と計画

バックアップ戦略と計画に関する知識を深めることで、万一のデータ損失が発生した場合に迅速な対応が可能となります。

こちらでは、以下のポイントについて説明します。

  • 効果的なバックアップ計画の作成
  • リスク管理と災害復旧計画
  • バックアップのテストと検証

効果的なバックアップ計画の作成

効果的なバックアップ計画を作成する上で重要なのは、ビジネスの要件を理解して、データの価値とバックアップの頻度を適切に決定することです。

計画には、以下のようなものを含めましょう。

  • バックアップするデータの種類
  • 使用するバックアップ方法
  • データの保存場所
  • バックアップのスケジュール

また、バックアッププロセスを自動化することで、ヒューマンエラーを減らせます。

効果的な計画では、全ての变数を考慮し、組織が遭遇しうるリスクに照らして、どんなシナリオでも対応できるようにしてください。

リスク管理と災害復旧計画

リスク管理は、潜在的な災害に対する予防策を策定し、それを軽減するための戦略です。

災害復旧計画は、緊急事態発生時のビジネスの継続性を保障するための詳細な手順を定義します。

これには、以下のようなものが含まれます。

  • 重要なアプリケーションやデータの優先順位付け
  • 通信プロトコル
  • 代替作業場所の指定

リスク評価をおこない、それを基に災害復旧計画を策定することで、予期せぬ災害から迅速かつ効果的に回復できるようになるでしょう。

バックアップのテストと検証

バックアップが有効であることを確実にするためには、定期的なテストと検証が不可欠です。

これは、実際の災害シナリオを想定してバックアップデータを復旧する訓練を意味します。

テストプロセスは、バックアップデータの完全性を確認したり、復旧の手順が正しく機能しているかを検証するために実施。

テスト結果に基づいてバックアップ計画を調整することで、より効果的な対応をおこなえるようになります。

データ復旧とバックアップの管理

こちらでは、万が一のデータ損失後の復旧プロセスと、バックアップの効率的な管理方法についてご紹介します。

これらの知識を持つことで、データ保護のレベルを一段と高められるでしょう。

  • バックアップデータの復旧手順
  • データの整合性とセキュリティ
  • バックアップの監査とレポート

バックアップデータの復旧手順

バックアップからデータを復旧する際は、まず正確な手順に従う必要があります。

  1. 復旧したいデータの選択
  2. 復旧先の指定
  3. 復旧プロセスの実行

このプロセスは通常、バックアップソリューションのインターフェースを使用して実施

たとえば、Salesforceであれば「データインポートウィザード」や「データローダー」といったツールを使用して、バックアップファイルからデータをインポートします。

このように確実な手順に従って復旧をおこなうことで、データの損失を最小限に抑えられます。

データの整合性とセキュリティ

バックアップしたデータがいつでも正確で安全であることを保証するために、整合性チェックとセキュリティ対策が非常に重要です。

  • チェックサムやそのほかのテクノロジーを活用してデータの紛失や不正確さを検出
  • 暗号化技術を活用して外部からのアクセスや盗難に対してデータを保護する

これらの対策により、データの整合性とセキュリティが保たれ、バックアップが信頼性の高いものとなるでしょう。

バックアップの監査とレポート

バックアップの監査は、バックアッププロセスが適切に機能していることを検証し、問題があれば修正措置を講じるために重要です。

監査には、バックアップの完了状況、成功したか否か、所要時間などのレポートが含まれます。

定期的にこれらのレポートをレビューして、パフォーマンスの改善や潜在的な問題の特定をおこなうことで、バックアップシステムの信頼性を維持できます。

バックアップのトラブルシューティング

バックアップに関する問題に直面した際には、適切なトラブルシューティング技術が解決の鍵となります。

詳細を理解することで、効率的に問題を解決するスキルが身につくでしょう。

  • 一般的なバックアップ関連の問題
  • バックアップエラーの診断と対処
  • バックアッププロセスの改善

一般的なバックアップ関連の問題

バックアップ関連でよく起こる問題には、以下のような問題があります。

  • バックアップの失敗
  • データの不整合
  • 長時間にわたるバックアップ
  • バックアップソリューションのパフォーマンス不足

これらの問題に直面したときは、まずはバックアップソフトウェアのログを確認するところから始めます。

ログは失敗やエラーの原因を示してくれる重要な手がかりとなり、問題解決の出発点となるのです。

バックアップエラーの診断と対処

バックアップ中にエラーが発生した場合の対処法には、多くのアプローチがあります。エラーの種類に応じて適切な対応をとることが重要です。まず、エラーメッセージやログファイルを注意深く読み解くことから開始します。例えば、データベースのロック、不正確なファイルパス、ディスクスペースの不足といった技術的な問題が発生する場合があります。次に、設定やネットワーク接続を確認し、必要に応じてバックアップソフトウェアのアップデートを実施します。一般に、エラーコードに基づいたサポート記事やフォーラムでのサポートを検索することも一つの解決策になり得ます。

バックアッププロセスの改善

バックアッププロセスに問題を抱えている場合、その改善策は多岐にわたりますが、しばしばパフォーマンスの最適化が必要です。

  • バックアップスケジュールを見直し、システムの低使用時に実行するよう変更
  • ストレージのクオータを増やす
  • データの圧縮設定を調整する

常にバックアップソリューションの最新バージョンを使用して、バックアッププロセスの効率化を図れます。

まとめ

当記事では、Salesforceのデータバックアップについて、基本的な概要から具体的な方法、戦略的な計画の立て方、トラブルシューティングまでを幅広く解説しました。

データバックアップの重要性を理解し、効果的なバックアップと復旧プロセスを確立することで、ビジネスの継続性を保ちながら、あらゆるデータの損失または障害に対処する準備を整えられます。

これらのガイドラインを基に、貴社のSalesforce環境で安全かつ確実なデータ管理を実現してください。

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