ターミナルでよく使うコマンドはありませんか?
今回はそういったいつも使うコマンドのショートカットを作成する方法
をご紹介します
ショートカット aliasをうまく使えば、作業時間がグッと短くなりとても便利です
是非うまく活用してください!
aliasを記述するファイル名とその場所
ホームディレクトリ直下、
Macbookでは「.bash_profile」
Linux Ubuntu では「.bashrc」
というファイルに記述して動作確認済みです

$ cd ~
$ ls -la
でホームディレクトリ内の既存のファイルを全て見てみよう!
見つからない、無い、という方は作成しましょう
ファイルの書き換え
以下、ファイル名を「.bashrc」で統一しています
$ sudo nano .bashrc
nanoなどを使ってファイルを編集します
.bashrc内の記述例
.bashrc内の最下部などに記述
alias activate='source venv/bin/activate' alias makemigrations='python manage.py makemigrations' alias migrate='python manage.py migrate' alias runserver='python manage.py runserver' alias restart='service apache2 restart'
などなど、、、
1行目を例に取りますと、いちいち、
$ source venv/bin/activate
ではなく、
$ activate
だけでvirtualenvが起動するようにaliasを作成しています
書き方・構造
お好きなaliasをお書きください
alias<スペース><簡略化したコマンド>='いつも使っているコマンド'
ファイルの保存
- ctrl と x を同時押し
- y を入力
で保存、終了しましょう
.bashrcファイルの再読み込み
保存し終わったら、
$source ~/.bashrc
とターミナル上で.bashrcファイルの再読み込みをしましょう
venvフォルダのある場所で、
$ activate
と試してみてください
virtualenvが起動していれば成功です
そもそも aliasってなに??と疑問をお持ちの方も多いと思いますので、下記にて補足説明します
【補足】aliasとは?
読み方はエイリアス
意味は「別名」(※weblio参照)

フルネームが実際の長いコマンドだとしたら、
aliasはあだ名、というとわかりやすいかな?

なるほど!
よく呼ぶ名前は短いあだ名をつけて呼ぼう!
というのがaliasなんですね!
apacheの.confファイルなどでも「alias」は使われます
以上、Linux/Macにおける「alias」の解説記事でした
最後までご覧いただきありがとうございました!!!